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雨が降りだした

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東京は、深夜になって強い雨が降りだした。
今日はケアマネさんから「コーヒーセラピー」を急遽してくださったと母の写真付きでご連絡いただいた。

「顔を見せる」事が恐らくあと数ヶ月は無理だろう。それでもケアマネさんから送っていただく写真、お伺いする母の様子。本当に以前とは180度変わった母の生活がある。

「ここで(地元で)暮らしていきたいここで死にたい」と、デイサービスでお世話になったケアマネさんの報告書に書いてあった。

我々も覚悟を決めて、母の思いをどんな形にしろ叶えるようにしている。

コロナがなければ、認知症で行けなくなった買い物にも行けていただろう。

日常が取り戻せるきっかけもあっただろう。
これまで母には苦労をかけた分それこそ海外旅行までは無理だったが、色んな事を経験してもらうよう努めてきた。

恩返し半分、日々の暮らしが1日中テレビを見て過ごすのではなく、例えば何か生きがいを持ってほしかった。

優秀なケアマネさんに巡り会えたおかげで、短期間に、母の欲求を理解していただいた。「何か人のために」というのが母の根本にある。

それは私も見てきたから間違いない。「世話焼き」体質なのだ。

私は母のその行動がよくわかる。これまで幾度となくその「お人好し」に取られかねない苦労をしてきたから。

酷い裏切りもあった。

ただ、「わからない人には伝わらない、見返りを求めず自分がよかれと思うことはやりなさい」と母と話した事があった。

父親の威厳に隠れていた母の存在であったが、私は母の生き方を支持していたし理解できできた。

認知症になったからとはいえ、父親のやり方にはわからないなりに様々不満もあっただろう。父親が糖尿病になってからどれだけ母が苦労してきたか私はずっと見てきたた、

「母が認知症になったら、その恩返しもなく何処かに入院させて終わりなんか?」父親、男夫婦には言いたい事は山ほどあった。

出口のない状況の中、様々な事が昨年から起こった。誰が何をしようとしていたのか、手にとるように見えてきた。最低だ、

来週には新しい契約を弁護士さんと締結する。
今回は、知らぬ存ぜぬと延ばせば延ばすほど弟家族にも金銭的な負担がかかる。

東京の裁判所で弟に会うのは不思議な感覚だが(笑)どのみち縁は切るので散々世間知らずな対応をすれば良い。

世の中それほど甘くないという事を何故学んでこなかったのか?不思議に思う、



by groupf | 2021-05-31 22:44 | 日記 | Trackback | Comments(0)

遠距離から実家の両親への恩を思う家族の記録。


by groupf
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